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らくらく活用!スマホの「機内モード」と「おやすみモード」を使い分けるコツ

Tags: スマホ設定, 機内モード, おやすみモード, 通知, 便利な使い方

普段使いをもっと快適に:知っておくと便利なスマホのモード機能

スマートフォンの設定画面には、様々な機能がありますが、中には「これは何に使うのだろう?」と感じる項目もあるかもしれません。「機内モード」や「おやすみモード」も、その一つかもしれません。

これらの機能は、実は普段の生活の中で、スマホをもっと快適に使うために役立つものです。今回は、「機内モード」と「おやすみモード」について、それぞれの機能や、どのような時に使うと便利なのか、そして簡単な設定方法をご紹介します。

「機内モード」とは?

「機内モード」という名前から、飛行機に乗っている時に使うもの、と思われる方が多いかもしれません。確かに、飛行機の中では、電波を発する通信機器の使用が制限されているため、このモードを使います。

機内モードをオンにすると、スマホの電話機能インターネットに繋がる機能(Wi-Fiやモバイルデータ通信)がすべてオフになります。つまり、外部との通信が完全に遮断された状態になります。

<機内モードがオンになるとどうなる?>

ただし、スマホに入っている写真を見たり、ダウンロード済みのゲームで遊んだり、あらかじめ保存した音楽を聴いたりすることは可能です。飛行機の中だけでなく、次のような時にも意外と役立ちます。

<機内モードの便利な使い方>

機内モードの設定方法

設定方法は、お使いのスマホ(iPhoneかAndroidか)によって少し異なりますが、多くの場合、画面の上や下からスワイプして表示される「コントロールセンター」や「クイック設定パネル」の中に、飛行機のマークのボタンがあります。

設定画面からも操作できます。 * iPhone: 「設定」アプリを開き、「機内モード」のスイッチをオンにします。 * Android: 「設定」アプリを開き、「ネットワークとインターネット」または「接続」などにある「機内モード」のスイッチをオンにします。

機内モードを解除したい時は、もう一度同じボタンやスイッチをタップすればオフに戻ります。

「おやすみモード」とは?

「おやすみモード」は、着信音や通知音、画面表示を一時的に停止できる機能です。機内モードのように通信を遮断するのではなく、通知はスマホに届きますが、音や振動で知らせないようにすることができます。

会議中や映画を見ている時、そして名前の通り寝ている時など、「スマホの通知に邪魔されたくないけれど、完全に通信をオフにはしたくない」という時に役立ちます。

おやすみモード中は、電話がかかってきても音は鳴らず、通知のポップアップも表示されません(設定によります)。しかし、電話やメッセージ自体は通常通りスマホに届いています。モードを解除すれば、届いていた通知を確認できます。

<おやすみモードがオンになるとどうなる?>

おやすみモードは、次のような場面で特に便利です。

<おやすみモードの便利な使い方>

おやすみモードの設定方法

こちらも機内モードと同様に、「コントロールセンター」や「クイック設定パネル」から素早くオンオフできます。

設定画面からも詳細な設定が可能です。 * iPhone: 「設定」アプリを開き、「集中モード」から「おやすみモード」を選んで設定します。時間や、特定の相手からの連絡だけは通知するといった詳細な設定もできます。 * Android: 「設定」アプリを開き、「音」または「通知」などにある「おやすみモード」を選んで設定します。こちらも、自動でオンにする時間や、特定の連絡を許可する設定ができます。

おやすみモードを解除したい時は、同じボタンやスイッチをもう一度タップしてください。

まとめ

「機内モード」は通信を完全にオフにしたい時に、「おやすみモード」は通知を一時的に静かにしたい時に使う機能です。

どちらの機能も、飛行機に乗る時や寝る時だけでなく、集中したい時や、バッテリーを節約したい時など、様々な場面で役立ちます。

これらの機能を状況に応じて使い分けることで、スマホとの付き合いがよりスムーズに、そして快適になるはずです。ぜひ、ご自身の使い方に合わせて試してみてください。

使い方で困ったことや、もっと知りたいことがあれば、お気軽にご相談ください。「らくらくスマホ活用ガイド」は、皆様のスマホライフを応援しています。