【らくらく】スマホで自治体のお知らせやイベント情報を手に入れる方法
いつも「らくらくスマホ活用ガイド」をご覧いただきありがとうございます。
回覧板や広報誌で地域の情報を知るのが主な方法、という方もいらっしゃるかもしれません。もちろんそれらも大切な情報源ですが、最近はスマホを活用すると、もっと手軽に、そして素早く、お住まいの地域からのお知らせやイベント情報を手に入れることができるようになりました。
今回は、スマホを使って身近な地域の情報を得るためのいくつかの方法と、その簡単な手順をご紹介します。
なぜスマホで地域の情報を知るのが便利なの?
スマホで地域の情報を得るのには、いくつかの便利な点があります。
- いつでもどこでも見られる: 回覧板や広報誌のように決まった場所でなくても、スマホさえあれば、外出先でも自宅でも、好きな時に情報を確認できます。
- 最新情報がすぐに手に入る: Webサイトや公式アプリ、SNSなどでは、情報の更新が早く、急な変更やお知らせもタイムリーに受け取ることができます。
- 必要な情報を見つけやすい: 興味のあるイベントや、知りたい手続き方法など、情報を探しやすいように整理されていることが多いです。
- 便利な機能があることも: ゴミ収集日を通知してくれたり、災害時の避難所マップが見られたりする、便利な機能が付いているアプリもあります。
スマホで地域情報を手に入れる具体的な方法
主に、次の3つの方法があります。
- お住まいの自治体のWebサイトを見る
- 自治体の公式アプリを探して使う
- 自治体のSNSアカウントをフォローする
それぞれについて、具体的にご説明します。
1. 自治体のWebサイトを見る
これが最も基本的な方法です。ほとんどの市区町村には、公式のWebサイトがあります。
Webサイトには、次のような情報が載っています。
- 市役所や区役所からのお知らせ
- 住民票などの手続き案内
- 健康診断や予防接種の情報
- 地域のイベント情報
- 防災情報やハザードマップ
- ゴミ収集日のカレンダー
どうやってWebサイトを見るの?
スマホのインターネットを見るためのアプリ(「ブラウザ」といいます。Google ChromeやSafariなど)を使います。
- 検索アプリを開く: スマホに最初から入っている「Google」アプリや、「Yahoo!」アプリ、またはインターネットを見るアプリ(ブラウザ)を開きます。
- 検索する: 画面の上の方にある検索する場所(「検索またはアドレスを入力」などと表示されています)に、お住まいの「〇〇市役所」や「△△区役所」のように、自治体名と「役所」や「公式サイト」という言葉を入れて検索します。
- 例: 「横浜市役所 公式サイト」
- Webサイトを選ぶ: 検索結果に、自治体の公式Webサイトが表示されますので、それをタップして開きます。自治体名と「.lg.jp」または「.jp」で終わるアドレスが多いです。
- 情報を見る: Webサイトが開いたら、「新着情報」や「イベント情報」、「暮らしのお知らせ」といった項目を探してタップし、知りたい情報を見ます。
Webサイトは情報量が多いですが、文字が小さく感じられることもあるかもしれません。その場合は、スマホの画面の文字を大きくする設定を使うと見やすくなります。
2. 自治体の公式アプリを探して使う
最近は、自治体が独自のスマートフォンアプリを提供しているところも増えています。
公式アプリがあると、次のようなメリットがあります。
- プッシュ通知: 大切なお知らせや災害情報などを、スマホの画面に直接知らせてくれることがあります。
- 情報へのアクセスがスムーズ: アプリを開けばすぐに、ゴミ収集日カレンダーやイベント情報など、よく使う情報にたどり着けるよう設計されています。
- 地域に特化した便利機能: 地域オリジナルの地図機能や、施設予約機能などが付いていることもあります。
どうやって公式アプリを探すの?
スマホにアプリを追加するための「App Store」(iPhoneの場合)または「Google Playストア」(Androidスマホの場合)を使います。
- アプリストアを開く: スマホのホーム画面にある「App Store」または「Playストア」のアイコンをタップします。
- 検索する: アプリストアの画面の上の方にある検索する場所をタップし、お住まいの自治体名を入力して検索します。
- 例: 「神戸市 公式アプリ」
- アプリを確認する: 検索結果に、自治体が提供しているアプリが表示されるか確認します。「〇〇市 公式アプリ」「△△区お知らせアプリ」といった名前が多いです。提供元が自治体名になっているか確認しましょう。
- インストールする: 見つけたら、アプリの名前をタップし、詳細画面で内容を確認して「入手」または「インストール」ボタンをタップします。
- アプリを開く: インストールが終わったら、ホーム画面に追加されたアプリのアイコンをタップして開き、指示に従って使い始めます。
アプリによっては、利用開始時に簡単な設定が必要な場合もあります。
3. 自治体のSNSアカウントをフォローする
Twitter(X)やFacebookといったSNSを自治体が情報発信に使っていることもあります。
SNSのメリットは、情報が短くまとめられていて読みやすく、最新情報が素早く流れてくる点です。
どうやってSNSアカウントを探すの?
普段お使いのSNSアプリで、自治体名を検索します。
- SNSアプリを開く: TwitterやFacebookなど、お使いのSNSアプリを開きます。
- 検索機能を使う: アプリ内の検索機能(虫眼鏡のマークなど)を使って、お住まいの自治体名を入力して検索します。
- 例: 「京都市公式」
- アカウントを確認する: 検索結果に表示されたアカウントが、本当に自治体の公式アカウントか確認します。公式マーク(認証バッジ)が付いているか、自治体のWebサイトで案内されているアカウントか、などを見ると良いでしょう。
- フォローする: 公式アカウントだと確認できたら、「フォロー」ボタンをタップします。これで、その自治体からの情報がご自身のSNSの画面に表示されるようになります。
SNSは、自治体だけでなく、地域の図書館や博物館、イベント実行委員会などが情報発信に使っていることもあります。興味のある施設のSNSを探してみるのも良いかもしれません。
安全に利用するための注意点
- 公式かどうか確認する: Webサイトを見る時も、アプリを探す時も、SNSアカウントを探す時も、「公式」であるか、提供元が自治体名になっているかなどをしっかり確認しましょう。なりすましや偽の情報に注意が必要です。
- 通知設定を確認する: 公式アプリなどで通知を許可した場合、どのような情報が通知されるか確認しておくと安心です。必要に応じて設定を変更しましょう。
まとめ
スマホは、離れた家族との連絡だけでなく、お住まいの地域の身近な情報を受け取るための便利なツールでもあります。
自治体のWebサイトを見たり、公式アプリやSNSを活用したりすることで、回覧板や広報誌だけでは得られなかった最新の情報や、オンラインでの便利なサービスに気づくきっかけになるかもしれません。
ぜひ、スマホを使って、あなたの街をもっと身近に感じてみてください。
「らくらくスマホ活用ガイド」では、これからも皆様の「らくらく」をサポートする情報を発信してまいります。