かさばるポイントカードをスマホへ:便利に管理する始め方
暮らしの中で、お店を利用する際にポイントカードを提示する機会は多いですね。気がつけばお財布の中がたくさんのポイントカードでいっぱいになっている、ということはありませんか?
実は、多くのポイントカードはスマートフォンのアプリで管理することができます。今回は、かさばるポイントカードをスマホにまとめて、お財布をスッキリさせる方法をご紹介します。
スマホでポイントカードを管理するメリット
ポイントカードをスマホにまとめることで、いくつかの良い点があります。
- お財布が軽くなる: たくさんのカードを持ち歩く必要がなくなります。
- カードを忘れない: ほとんどの場合、スマホは外出時に持ち歩くものですから、カードを家に忘れる心配が減ります。
- すぐに探せる: アプリを開けば、必要なポイントカードの画面をすぐに見つけられます。
- 失くす心配が減る: スマホ自体を失くさない限り、ポイントカード情報も失われにくいです。(もちろん、スマホの紛失対策は大切です)
どうやってスマホにポイントカードをまとめるの?
スマホでポイントカードを管理する方法は、主に次の3つがあります。
- お店ごとの公式アプリを利用する: よく行くお店が公式のスマートフォンアプリを提供している場合、そのアプリの中にポイントカード機能が含まれていることがあります。アプリを自分のスマホに入れる(これを「インストールする」と言います)と、デジタル会員証が表示されるようになります。
- 共通ポイントの公式アプリを利用する: Tポイント、Pontaポイント、dポイントなどの共通ポイントは、それぞれ公式のアプリがあります。このアプリに登録済みの会員情報を連携(関連付けること)すると、デジタルカードとして使えるようになります。
- 決済アプリの機能を利用する: PayPayや楽天ペイなどのスマートフォン決済アプリの中には、ポイントカード機能が組み込まれているものがあります。支払いをする際に、一緒にポイントカードも提示できるようになっていて便利です。
今回は、多くのお店で使える共通ポイントのアプリを例に、使い方をご紹介しましょう。(アプリによって画面や操作が多少異なりますので、ご了承ください。)
共通ポイントアプリを使ってみましょう(例:Tポイントアプリ)
お手持ちのポイントカードが共通ポイント(Tポイント、Pontaポイントなど)の場合、公式アプリを使うのがおすすめです。ここではTポイントアプリを例にご説明します。
1. アプリを探してスマホに入れる(インストール)
まず、お使いのスマホからアプリを探すお店(「App Store」や「Google Playストア」といったアプリが並んでいる場所)を開きます。
- 画面の上や下にある検索の場所をタップします。
- 「Tポイント」と文字を入力します。(「てぃーぽいんと」と入力しても候補が出ることが多いです)
- 検索結果に「Tポイント」またはそれに似た名前のアプリが出てきたら、それが公式アプリか確認します。(提供元が「カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社」など、公式の名前になっているか見ると安心です。)
- 公式アプリだと確認できたら、「入手」や「インストール」と書かれたボタンをタップします。
- スマホがアプリを自動でスマホ内に入れてくれます。終わるまで少し待ちます。
2. アプリを開いてログインまたは登録する
アプリをスマホに入れることができたら、アプリのアイコンをタップして開きます。
- アプリを開くと、「ログイン」や「新規登録」といった画面が出ます。
- すでにTポイントの会員登録をしている場合は、「ログイン」を選び、登録済みのIDとパスワードなどを入力します。
- もし、まだ会員登録をしていない場合は、「新規登録」を選び、画面の案内に従って情報を入力し、会員登録を行います。
3. デジタル会員証を表示する
ログインや登録が完了すると、アプリのトップ画面などが表示されます。アプリの中に「会員証を表示」や「デジタルカード」といったボタンやメニューがあるはずです。
- そのボタンをタップすると、バーコードやQRコードなどが表示された画面が出てきます。これが、お店で提示するデジタル会員証です。
- お店でお会計をする際に、この画面をお店の係員の方に見せて、読み取ってもらえばポイントをつけることができます。
お店独自のアプリの場合
よく行くお店が個別の公式アプリを提供している場合も、使い方は似ています。
- お店の公式アプリをスマホに入れます。
- アプリを開き、会員情報でログインするか、新しく登録します。
- アプリの中に「会員証」や「メンバーズカード」といった表示機能があれば、それを使います。
どのアプリを使えば良いか分からない場合は、お店のウェブサイトを見たり、お店で直接聞いてみたりすると教えてもらえることがあります。
決済アプリのポイントカード機能
最近は、PayPayなどの決済アプリの中に、TポイントやPontaポイントなどのポイントカードを表示できる機能があるものも増えています。この機能を使うと、決済とポイント提示を一度に済ませることができて便利です。
- 利用している決済アプリの設定画面などを見て、ポイント連携の機能があるか確認します。
- 機能があれば、画面の案内に従ってポイントカード情報を連携します。
- 支払い時に、決済と同時にポイントカードも読み取れるように設定しておけば、手間が省けます。
まとめ
お財布の中をスッキリさせ、必要な時にすぐにポイントカードを使えるようにするために、スマホアプリの活用は大変便利です。
まずは、普段よく使うお店や共通ポイントのアプリを一つ試してみてはいかがでしょうか。アプリの探し方や使い方が分からない場合は、ご家族や詳しい方に聞いてみるのも良い方法です。
スマホを上手に活用して、日々の暮らしをさらに快適にしてくださいね。