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スマホに届く「怪しいSMS」に注意!見分け方と安全な対処法

Tags: SMS, 詐欺, セキュリティ, 迷惑メッセージ, 安全対策

はじめに

最近、スマートフォンに「身に覚えのない」SMS(ショートメッセージサービス)が届くことが増えています。「お客さま宛てにお荷物がありますが、確認できません」「ご利用料金の未納があります」といった内容で、不安に感じていらっしゃる方もいるかもしれません。

これらのメッセージの中には、残念ながら、あなたの個人情報やお金をだまし取ろうとする「詐欺」の可能性があります。こうした怪しいSMSから、ご自身のスマートフォンや大切な情報を守るための見分け方と安全な対処法をご紹介します。落ち着いて対応すれば、被害を防ぐことができます。

「怪しいSMS」とはどんなもの?

詐欺目的のSMSは、「SMSフィッシング」と呼ばれる手口の一つです。実在する会社やお店、金融機関、宅配業者、公的機関などを装って送られてくるのが特徴です。

メッセージには、例えば「登録情報が変更されました」「アカウントがロックされます」「不在のため荷物を届けられませんでした」といった内容が書かれており、詳しい情報を確認するために「こちらをクリックしてください」といった形でインターネットのアドレス(URL)が記載されていることがほとんどです。

もし、このアドレスをクリックしてしまうと、本物そっくりに作られた偽物のウェブサイト(フィッシングサイト)に誘導されます。そこで「氏名」「住所」「電話番号」「クレジットカード情報」「銀行口座情報」などを入力するように求められ、入力してしまうと情報が盗まれてしまうのです。

怪しいSMSを見分けるポイント

では、どのような点に注意すれば、怪しいSMSを見分けることができるでしょうか。いくつかのポイントをご紹介します。

1. 身に覚えがある内容か確認する

2. 送信元の番号を確認する

3. メッセージの日本語を確認する

4. 記載されているURLを注意して見る(※絶対クリックしないでください!)

5. 緊急性や不安を煽る内容か

怪しいSMSを受け取った場合の安全な対処法

怪しいSMSを受け取ってしまった場合、どのように対処すれば安全でしょうか。

1. 絶対にURLをクリックしない

2. メッセージに返信しない

3. 記載されている電話番号にかけない

4. 公式アプリや正規のウェブサイトで確認する

5. そのメッセージを削除する

6. 家族や友人と情報を共有する

まとめ

スマートフォンに届く身に覚えのないSMSには、詐欺の可能性があります。怪しいSMSを見分けるポイントはいくつかありますが、一番大切なのは、書かれているURLを絶対にクリックせず、慌てずに公式な手段で確認することです。

もし怪しいSMSが届いても、適切に対処すれば被害を防ぐことができます。不安な場合は、一人で悩まず、ご家族や信頼できる方に相談したり、契約している携帯電話会社の窓口に問い合わせてみたりするのも良いでしょう。

この情報が、あなたのスマートフォンをより安全に使うための一助となれば幸いです。